湯河原温泉に出掛ける
2006年 07月 23日
都合がついたので、金曜から土曜に掛けて出掛けた。
家内の姉夫婦、妹2人、それに我々夫婦の計6名で、
駅から千歳川沿いに上ったH荘に泊まる。
3間続きの離れなので、他の客など気にせずに
ゆっくりくつろげる。
貸切露天風呂などいくつかの温泉風呂が楽しめる。
夕食には船盛りも出て大いに盛り上がる。
他の人たちは飲めず、1人で酒をじっくり味わう。
ただ夜になって分かったことは、離れのすぐ裏を流れる谷川が
急峻になっており、早瀬を形成、ごうごうと物凄い音を立てて
流れており、ゆっくり休むというわけには行かなかった。
万葉集に1首だけ温泉の湧き出ている有様を歌った作品がある。
歌われている、「足柄(あしかり)の土肥(とひ)の河内(かふち)」
とは湯河原地方を指しているらしい。
これは有名な歌人である佐々木信綱博士が考証している。
千歳川と藤木川が交わった所に、万葉公園がある。
ここには茶室の万葉亭もある。
約90種類の万葉植物が保護育成されている。