バスツァーで長野・群馬県境方面へ
2017年 10月 24日
長野県と群馬県との県境方面への旅に出かける。
月に1度、昼食会をしている仲間の中で、
以前は4人ほどで、何度か旅行を楽しんでいたが、
お一人は数年前に他界し、もうお一人はちょうど法事と重なったりで、
今回の旅は、初めてKさんとの二人旅、やじきた道中となる。
生憎の秋雨前線が停滞しているところに、台風21号が接近。
朝から雨降りの21日、町田のバスターミナルでKさんと落ち合う。
観光バスは横浜駅前からやって来る。
町田出発は朝の8時20分、バスは圏央道から中央自動車道へ。
現地では小型バスを利用するので、定員は少なめ、参加者は27名ほどだ。
途中2か所のサービスエリアで休憩し、最初の目的地、奥蓼科へ向かう。
御射鹿池(みしゃかいけ)の横を通り、横谷渓谷の滝の一つ、
おしどり隠しの滝へと、雨で泥んこ状態の山道を歩く。
御射鹿池は、東山魁夷画伯が名作「緑響く」のモチーフにしたところ。
横谷渓谷には四つの滝があるが、その中で最上流に
位置するのがおしどり隠しの滝である。
北八ヶ岳の麓、南佐久にある。
苔の森は、「日本の貴重なコケの森」と認定された原生林。
2115メートルほどの高地にあり、2000メートル以上の高地にある
湖としては日本最大の天然湖である。
残念ながら、霧に覆われ湖はすっかり霞んでいる。
草津温泉の「ホテルヴィレッジ」、大きなリゾートホテルといった感じの宿。
早速温泉に入り、疲れを癒す。
このホテルは草津の街中からはかなり離れており、
シャトルバスが出ているが、出掛ける元気もなし。
翌朝はゆっくり、宿を出発するのは10時半。
二日目は小型バスに乗る。
狭い山道を走るので、大型の観光バスでは無理。
先ずは、チャツボミゴケを見学に出かける。
非常に珍しい苔の一種で、なかなか目にする事が出来ないようだ。
この苔は酸性の水の流れが必要とのこと。
側壁からは20度ほどの鉱泉が沸き出ており、湯気が立ち昇っている。
穴地獄とも呼ばれる、チャツボミゴケ公園を一周する。
いよいよ雨は激しく降り、山道は泥んこである。
紅葉も見ごろである。
次いで野反湖へ向かう。
群馬県中之条町の六合(くに)地区にある。
期待したのが間違いで、時期が遅すぎる。
野反湖は、やはり夏から秋のはじめだろう。
高山植物の花が咲き乱れるころが一番だ。
それに雨もひどく降り続け、弁当を食べる予定のベンチも使えず、
バスの中で食べることに。
野反湖は展望台から見下ろすのみ。
最後に訪れるのは、世立八滝(よだてはちだき)のうちの一つ、
大仙の滝(おおぜんのたき)である。
ここも中之条町の六合地区。
滝つぼの近くに行くと、迫力満点、豊富な水量が落ちている。
長野原のショッピングセンターで、大型観光バスに乗り換え、帰途に就く。
渋川ICで関越道に、そして圏央道を通り、町田に到着。
夜7時到着の予定だったが、1時間ばかり早く着く。
いよいよ雨は激しくなる。
野反湖はがっかりだったが、それ以外は緑のチャツボミゴケと豪快な滝、
それに紅葉も愛で、旅を大いにエンジョイした。
昨日はお世話になりました、・・・
美味しいお土産は此方に行かれた時にでしたか、
ご馳走様でした。
盛りだくさんのバスツーで、秋を満喫でしたね。
それにしても景色が良くて、滝や白駒の池は神秘的ですね。
チャツボミゴケも珍しい名前、初めて聞きました、見たいですね。
楽しまれた良い旅、ツアーも良いですね。
早速のコメントを有難うございます。
台風接近の雨降りの中を出かけてきました。
個人ではなかなか行けない所なので、この旅は楽しみにしていましたし、十分堪能できました。
チャツボミゴケは私も初めて見ましたが、緑色がきれいで、幻想的な景色でした。