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地球一周クルージング: パナマ

10月31日正午、パナマのクリストバル港、ホーム・ポートに着岸。
カリブ海(大西洋)側のパナマ運河の出入口にあたる。
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早めにランチを済ませておく。
午後1時前、バスに乗り、コロンの駅へ向かう。
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コロンの町中を通る。
この町は中米でも治安の悪いことで知られる。
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パナマ地峡鉄道のコロン駅から乗車し、パナマ・シティまでの列車の旅。
全長77キロの鉄道、世界最短の大陸横断鉄道である。
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カリブ海(大西洋)と太平洋を結ぶ鉄道して
開業したのが1855年のこと。
今から160年ほど前になる安政7年(年の途中で万延元年に)(1860)、
日米修好通商条約の批准書交換のため、
時の徳川幕府は「万延元年遣米使節団」を米国に派遣した。
(以前書いたことのある、小栗上野介忠順が目付として参加)
その一行がサンフランシスコからワシントンへ向かうのに、
サンフランシスコから太平洋をパナマまで船で航行し、
パナマからカリブ海(大西洋側)のコロンまで、この列車を利用した。
コロンからは別の船に乗り、大西洋をワシントンに向かって航行した、
そんな歴史がある。

パナマ運河が1914年に開通して以降は、列車の利用も減り、
現在は一日に一往復運行されている。
我々は逆方向、パナマ・シティに向かう、およそ1時間ちょっとの列車の旅。
温かい飲み物と菓子の詰め合わせが配られる。

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車内と窓からの眺め。
パナマ運河と並行し走るので、時折運河の湖や航行する船も見られる。

乗車した列車

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コロンとは別世界のようなパナマ・シティ。
縦横に完備された舗装道路を車は走り、高層ビルが林立している。
近代都市のごとき光景に驚かされる。
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バスを降りて、保存されている旧市街地を散策する。
サン・ホセ教会。
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旧市街地、通りに面した建物はきれいに保存されている。
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朽ちた教会、そのままに。

階段で遊ぶ可愛らしい子供たち。
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レセップスの胸像と記念塔が建てられている。
スエズ運河を完成させたフランス人の実業家、レセップスは
パナマに運河を通そうと計画スタートしたものの、
黄熱病に悩まされ、難工事や疑獄事件に巻き込まれ、
挫折したまま不帰の人となった。

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クラフト・マーケット(現地人の手工芸品などの販売店が並ぶ)
に立ち寄る。
家内の気に入った生地があるので、同じグループのご婦人たちと
一緒になってネゴし、可成りの値引きで買い求める。
店を出たところ、格好いい男の子を発見。
父親の了解を得て写真を撮らせてもらう。
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旧市街地を再び歩き、バスに乗る。
すでに夕闇迫る。
帰りは高速道路を走り、クリストバル港へ戻る。
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オーバーランド・ツァーというのがある。
クリストバルからは5泊6日の大型ツァーあり、
一つは「クスコ・マチュピチュ」、
もう一つは「ガラパゴス諸島」。
それぞれ参加される方たちは、ここから出発、
次の寄港地、グアテマラ・シティで合流する。
残念ながら今回は見送り。
それにパナマ運河を通るのも今回の目的の一つ。
いよいよ翌日は一日かけて、パナマ運河を航行する。













Commented by Fno at 2017-02-10 03:05 x
パナマ運河、汽車の旅も良いですね。
マチュピチュへ行くツアーもあるのでか、、、
いよいよ、パナマ運河の渡航、楽しみですね。
Commented by toshi-watanabe at 2017-02-10 08:24
Fnoさん、
早速のコメントを有難うございます。
1時間ばかりの汽車の旅もいいですよ。
車両はかなりの年代物です。
マチュピチュ、まだ訪れたことがなく、一度は訪れてみたいですね。
いよいよパナマ運河通行です。
by toshi-watanabe | 2017-02-09 11:51 | 旅行 | Comments(2)

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