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地球一周クルージング: 南インド・コーチン

8月29日夜遅くマレーシアのポートクランを出港した
「オーシャンドリーム号」はアラビア海に面した
南インドのコーチンへ向かう。
西へ向かって航行するので、翌30日に1時間の時差調整、
31日にも1時間の時差調整、さらに9月1日には30分の時差調整。
30日には「洋上映画祭」が開催される。
水先案内人として乗船されている高橋和夫さんの講演会も。
31日には「歴史のなかの世界宗教」(イスラム教、キリスト教、ユダヤ教
の関係を解説される)。
9月1日には「アメリカ大統領選挙と中東」(大統領選挙の争点と
中東とのかかわりを解説される)。

9月3日朝9時、コーチンに入港する。
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乗船前に現地係官の対面審査が行われる。
今回の旅で事前にビザ取得が必要だったのがインドである。
ツァーに参加して、南インドの文化が学べる
「クンバラキ村」を訪問する。
乗車したバスのエアコンが一部故障している。
冷たい空気が出っぱなしで調節できず、
窓のカーテンで覆う始末。
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道路わきは今にも朽ちてしまいそうな家が続くが、
時には新しい建物も目につく。
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村へ行くには舗装もしていない、狭い道路を通る。
途中でバスを降りて、オートリキシャ―(タクシー)に分乗する。
信号もない曲がりくねった道路を猛スピードで走るので、
振り落とされないように窓枠などにつかまっていなければならない。
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村の入口でオートリキシャ―を降りる。
ヤシの木が生い茂り、ヤシの果汁をサービス。
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熱帯の蘭などの花が多くみられる。

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たわわに実る果実も。
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やがて浜辺に着き、テント張りのレストランで昼食。
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ランチを食べながら、インド四大舞踊の一つ、南インドで踊られている
「カタカリダンス」を見物する。
「カタカリ」はいわばパントマイム劇で、
目にも鮮やかなすごいメーキャップをしている。
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村内で、手作業をされている人たちを見学する。
その場で籠を一つ購入する。
現役時代だから数十年前になるが、インド出張の折に手元に残った
インドルピーの紙幣を持参、現在はほとんど出回っていない古い紙幣だが、
籠の代金として受け取ってくれた。
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「クンバラキ村」を後に、再びオートリキシャ―(三輪バイク)と
バスを乗り継ぎ、次の目的地へ。
コーチン港から離れ、街中に入ると、「コーチン」ではなく「コーチ」という表記。
現在正式にはコーチ市のようだ。
かってはポルトガルの領地だったがその後、オランダ領、イギリス領の歴史がある。
ポルトガル領の時代、ヴァスコ・ダ・ガマは3度目のインド洋航海で、
コーチンに上陸し、この地で病死。
1524年のことである。
彼の遺体が当初葬られたとされるのが「聖フランシス教会」。
だいぶ荒れ果てていて、現在内部を修復中である。
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この教会の近くにあるお屋敷。
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チャイニーズフィッシングネット。
かってはこのネットで魚を取っていたようだが、
今は放置されたまま。
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そして最後に、ユダヤ人街を散策する。
ユダヤ人はほとんど見かけず、現地人ばかり。
気分良く散策できる雰囲気ではない。
適当に切り上げてバスに戻る。
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夜9時過ぎにはコーチンを出港する。
いよいよアラビア海を西へ向かい、欧州への入口、スエズ運河を目指す。
ソマリア沖も通過する。








Commented by Fno at 2016-12-14 03:11 x
船の中で、 勉強会もあり、楽しいですね。
やはり、インド、熱帯の雰囲気が一杯の写真です。
バンクーバーでも、古いカナダ弗紙幣、使っていませんでしたか?
Commented by toshi-watanabe at 2016-12-14 08:58
Fnoさん、
コメントをいただき有難うございます。
語学の勉強会にも参加していました。

昨年バンクーバー滞在中、ギリシャレストランでしたっけ、旧紙幣で支払いましたね。
今回、英国、米国では旧紙幣駄目でした。
Commented by banban0501 at 2016-12-14 11:12
インドの異文化を見る村の訪問良かったですね

都会ほどじゃないけど 観光地化も 徐々にしているのでしょうが
いい経験ですね

食べものは 口に合いましたか?
Commented by toshi-watanabe at 2016-12-14 15:15
banbanさん、
コメントをいただき有難うございます。
現役時代、何度かインドに出張、食べ物や飲み物にはひどい目にあったいるので、今回飲み物には特に気を付けました。
ランチの食べ物、割合口にあい、美味しくいただきました。
混沌とした雑踏の中に、秩序が保たれ、活気あふれるインドの姿でした。
コーチン(コーチ)も近郷を含めると人口2百万人ほどの大都会です。
by toshi-watanabe | 2016-12-13 14:09 | 旅行 | Comments(4)

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