「港の見える丘公園」を散策
2013年 12月 03日
用事があり、「みなとみらい21」のホテルまで出かける。
用jを済ませた後、快適な気候でもあり、
ちょっと足を延ばして「港の見える丘公園」へ向かう。
この公演は山下公園とともに、市民憩いの場所となっている。
「みなとみらい線」が開通し、「元町・中華街駅」ができ、
公園へのアクセスが格段に良くなる。
坂道を登ったり、途中までエレベーターの便もあるが、
石段を登って行く。
登って直ぐのところが「フランス山」、
かってはフランス領事館が建っていたが、、
今は跡地の碑があるのみ。
路は展望台へと続く。
展望台からは眼下に港が一望に。
ベイブリッジを見渡せる絶好の場所ではあるが、
手前には住宅が並び、港内も雑然としているのは残念。
ただ夜景は非常に素晴らしいと評判のようだ。
展望台から少し先に行ったところからのベイブリッジの眺め。
先に進むと、噴水があり、その先には大仏次郎記念館。
バラ園があるのだが、すでにシーズンが終わり、
僅かに残り花が咲いているのみ。
右手に、横浜市イギリス館の瀟洒な建物。
ここは元々英国領事館邸であった。
平成14年から一般公開されている。
イギリス館の中を見学する。
すぐ近くの山手には数多くの洋館があり、一般公開されているが、
山手地区の洋館に比べると、派手さがないと言われている。
とは言え、落ちついた雰囲気で、
季節がらクリスマスに向けて飾り付けが素晴らしい。
幕末の横浜開港時、この一帯は外国人居留地だった。
丘の上にイギリス軍、
丘の下にフランス軍が駐屯。
大平洋戦争の終戦後は米軍が撤収。
その後、接収が解除され、国有地となるが、
地元の要望もあり、市が取得して公園として造成。
昭和37年5月に「港の見える丘公園」としてオープン。
「横浜外国人墓地」にも立ち寄る。
開港当時、各方面の支援指導の為に
大勢の外国人が日本に来ていたが、
こちらで命を落とした40カ国余りの
約4,400人の外国人が
この墓地で眠っている。
週末と祝日、一般公開されている。
墓地からは、「ランドマークタワー」など、
「みなとみらい21」方面の景色が望める。
9,000歩ほどの散策となる。
心地良い気分で帰宅の途に就く。