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スーパーボウルをテレビ観戦

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米国では2月3日(日本時間では4日)、
第47回スーパーボウルが開催された。
米国一(世界一)のアメフトのプロチームを決める、
米国最大のスポーツイベントであり、
国民の半数以上が観戦するといわれる。

サンフランシスコのフォーティナイナーズと、
ボルティモアのレイブンズの東西対抗となる。
フォーティナイナーズはスーパーボウルに
過去5回出場し、いずれも勝利を収めている。
今回6回目の勝利を狙っている。
一方のレイブンズは12年ぶりの勝利を目指す。

決戦の場は、南部ルイジアナ州のニューオリンズ。
試合開始に当たり、国歌が演奏される。
グラミー賞受賞歌手、アリシア・キーズが
自らヤマハのピアノを弾きながら、
国歌を見事に歌い上げる。
スタジアムの大観衆は早くも大歓声の渦に巻き込まれる。
すでに興奮のるつぼと化す。

前半は一方的にレイブンズがタッチダウンを重ね、
主導権を握る。
QBのフラッコの頭脳的プレイが光る。

ハーフタイムショウは、観客がゲームとともに最も期待している
もう一つのパフォーマンス。
人気歌手、ビヨンセが踊りながら歌いまくる。
"Love on Top"や"Crazy in Love"などなど、
そして、ケリー・ローランドとミシェル・ウイリアムズが加わり、
"Single Ladies 'Put a Ring on It)"を歌う頃には、
スタジアムも観衆の興奮で大変な盛り上がりとなる。

後半に入って直ぐ、スタジアムの照明が突然消える。
電源が落ち、停電、試合も中断。
照明が回復するまで35分ばかりかかる。
テレビ局の中継放送室も、モニターが見られずの状態で
アナウンサーもお手上げ。
テレビではビデオ映像が流される。

さてゲーム再開後は、流れがすっかり変わってしまう。
フォーティナイナーズが息を吹き返す。
QBのキャパニックの動きもよくなる。
あれよあれよという間に、タッチダウンが続き、
一時2点差まで詰め寄り、あわや同点というところまで。

レイブンズが何とか逃げ切り、34対31の結果で、
ナンバーワンを勝ち取る。
MVPはもちろんQBのフラッコ。

ところで、両チームのヘッドコーチは実の兄弟。
レイブンズのHCは、兄のジョン・ハーボー、
フォーティナイナーズのHCが、弟のジム・ハーボー。
今回の兄弟対決は兄に凱歌が上がる。
試合終了時に、二人は一言、二言話をしている
姿が映し出された。
お互いの健闘をたたえあったのだろうか。
そっくりな兄弟である。

手に汗握る熱戦、またハップニングがあったものの、
大いに楽しめたゲームである。

米国にいた折には、スーパーボールが近づくと、
この話題がまず出て来る。
何も知らないと、話の輪に入れない。
商談もできないことになるので、アメフトのこと、
スーパーボウルのことに、自然と関心を持つようになる。
Commented by KFujino at 2013-02-06 12:56 x
私も、米国に居た時から、毎年この季節スーパーボウルを観戦しています。
週明け仕事仲間とあれこれチームや選手の話をしていました。懐かしい思い出です。
その頃からの癖でスーパーボウルが終わってから、新年の計画を立てるようになりました。
今年もバンクーバー時間で午後3時~8時まで5時間もTVに噛り付いていました。
今回の試合ではフォーティナイナーズを応援したのですが、停電のハプニングが起きるまで
あまり面白くなかったのですが、その後断然面白くなり逆転で勝つのではと思いました・・・
両チームのヘッドコーチが兄弟というのも珍しいですね。
試合で、時々映し出される姿はそっくりで服装も同じ、帽子のチームのマークだけ違うという感じでしたね。試合の途中、両親も映し出され、嬉しそうに観戦していました。
お楽しみのハーフタイムショーはなかなか迫力があり、米国はこういう演出は上手ですね。
YouTubeで見れるのかしら・・・
Commented by toshi-watanabe at 2013-02-06 14:13
Fujinoさん、

ほかにも話の分かる大ファンがいて、嬉しいです。
よく事務所の中で、両チームの得点に
懸けをしていたのを思い出します。
丁度よい時間帯に見られたのですね。
こちらも朝から昼過ぎにかけてで、ずっと観戦していました。
Superbowl 2013では、いろいろなビデオが楽しめます。
ハーフタイムショーのようなショー、米国人は演出が本当に
上手です。
by toshi-watanabe | 2013-02-06 10:06 | 米国 | Comments(2)

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