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横浜三溪園を訪れる

今月13日、ご近所の仲間を開催中の水墨画展
「墨舟会展」に案内した折り、三溪園まで足を延ばす。
因みに、この展示会も昨日1週間の展示を無事終了。

この仲間で三溪園を訪れるのも一昨年に次いで2度目。
桜の花もまだ見頃、
気候もよいので、大勢の人が散策を楽しまれている。

正面入り口。
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横浜三溪園は、生糸貿易で財を成した横浜の大実業家、
原三溪(本名、富太郎)の元邸宅である。
京都や鎌倉の由緒ある建築物をここに移築している。
正門を入ると大池が広がり、その向こうの小高い丘の上には
三溪園の象徴ともいえる三重塔がそびえる。
この三重塔は廃寺となった京都、燈明寺にあったもので、
本堂とともに移築された。
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満開の桜が目を楽しませてくれる。
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内苑は、昭和33年一般公開されるまで、原家の私邸であった。
内苑に入るとすぐ左側は三溪記念館。
三溪に関わる資料の特別展示が開催中で、
ボランティアガイドが懇切丁寧に説明してくれる。
抹茶を頂きのどを潤す。

記念館の奥には広場があり、
この苑の中で最も美しい景観といわれる臨春閣の建物が見渡せる。
紀州徳川家初代、頼宜が紀ノ川沿いに建てた
数寄屋風書院造の別荘建築。
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花をつけた木々も見られる。
山吹。
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三椏。
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三つ葉躑躅。
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満天星躑躅。
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満開の染井吉野と葉桜の大島桜。
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Commented by banban0501 at 2011-04-18 11:52
京都から寺院建築を移築したのも
個人でされたのですか???

以前紹介していただいたことがあったので
このお庭に名前は覚えていましたが
三重の塔のことは覚えていませんでした

すごい金持ちがいたのものですね

ソフトバンクの孫さん並ですね~
Commented by toshi-watanabe at 2011-04-19 08:29
おはようございます。
原三溪は生糸の貿易で莫大な利益を得たようです。
美術工芸や茶の湯などに関心が高く、
美術工芸品の収集、芸術家への支援を積極的に行い、
さらに朽ち荒れようとしている貴重な歴史的建築物の
保存にも私財を投じています。
京都府賀茂町(現在は木津川市)の廃寺になっていた
燈明寺の本堂と三重塔を購入し、
保存するため三溪園に移築したものです。
旧燈明寺の跡地には、鎮守の神社などが現存。
Commented by 茶ばーば at 2011-05-05 06:26 x
初めましてmixから寄せていただきました 三渓園懐かしくてチョットカキコさせていただきます 昭和35年ここでお見合いしました そのときはこんなに豪華でなくひっそりとした感じだったと記憶してます 半世紀近く前のことでした・・
Commented by toshi-watanabe at 2011-05-05 08:47
茶ばーばさん、

書き込みを有難うございます。
まさに半世紀前のことですね。
昭和35年というと、私は大学を卒業し、社会人になった年です。
その頃、三溪園は海岸に面していたのではないでしょうか。
これからもよろしくお願いします。
by toshi-watanabe | 2011-04-18 10:11 | 季節 | Comments(4)

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