雪割草を観に越後へ
2011年 04月 12日
長岡駅前を起点に、雪国植物園と国営越後丘陵公園をめぐる
バスツァーに参加する。
途中の越後湯沢も浦佐付近も一面の銀世界、
まだ冬景色である。
長岡は日本海に近く、街中では雪も消えている。
長岡駅一帯はかって、長岡城があったのだが、
今は跡形もなし。
越後交通の「えちご雪割草街道」を巡るバスツァーは、
毎年この季節、雪の解け始める3月末から4月初めにかけて、
3種類のコースが設けられている。
主として、柏崎の「大崎雪割草の里」、「雪国植物園」と
「国営越後丘陵公園」の3カ所を結ぶ街道を
「えちご雪割草街道」と呼称してPRしている。
今回参加のコースには「大崎雪割草の里」は含まれない。
因みに佐渡にも雪割草の群生地がある。
角田山の自生地も知られている。
午前中は、「雪国植物園」で過ごす。
里山を自然のままに残し、
雪国低山で自生している山野草と雑木を
地元のボランティアの方たちが手入れをし、
生態系の保全を図っている。
バスツァーの参加者は14名、園の専門ガイドさんが園内を案内してくれる。
緩やかな山道を上り下りする。
ところどころ積雪が見られる。
朝のうち下を向いていた雪割草の花が、
日が昇るにつれて花びらを開いて上を向き始める。
幸い晴天に恵まれ、大分暖かくなる。
前日まで天候が悪かったとガイドさんの話。
話によれば、日本古来の雪割草の原種は4種類、
外国原産の雪割草が9種類あり、
自然交配したり、人の手により交配されたりで、
今では数えきれないほどの種類の雪割草があるようだ。
別名、ミスミソウとも呼ばれる。
雪国植物園で今咲いている雪割草の数々。
広々とした空間もあり、ゆっくりと雑木林を眺めながら休める。
落葉樹が新緑の芽を出す前の一時期、
薄ピンクに色づくのが見られる。
雪割草のほかにもいろいろな春の草花が見られる。
(続く)
ご夫婦で同じ趣味で旅行できるのは
いいですね
奥様の趣味にも付き合って お互いの
思いやりがあってこそのリタイア生活だとおもいました
「えちご雪割草街道」名前だけで魅かれてしまいそうな、素敵なツアーですね~
寒さが苦手でも花ツアーなら参加してみたい!
春を待っていた可憐な花、どの花のいいですが、ブルーが好み・・・かな!
沢山のご紹介を有難うございます。
コメント有難うございます。
長岡駅から少し奥に入ったところに、
蓬平温泉があり、
この現地ツァーでは、そこの温泉旅館へも
送迎してくれます。
時間があれば1泊したかったのですが。
雪解けの跡で、まだ雑木林の中は一面枯葉で
埋め尽くされています。
その間から芽を出し、かれんな花を咲かせている
雪割草、色も鮮やかです。