台湾一周の旅(その5)
2010年 03月 09日
ホテルにチェックインし、スーツケースをロビーに
預けたまま、夕食に出かける。
小籠包で有名な「鼎泰豊」(Din Tai Fung)。
東京はじめ日本にもチェイン店があるようだが、
本場台湾は味が全く違うという、
台湾の店で使用される豚肉は新鮮で、
日本では冷凍の豚肉が使われているとのこと。
予約を入れておいたのに、
店は満席、店外の歩道上には大勢の客が
順番待ちをしている。
よほどの評判の店らしい。
しばらく待たされて席に案内される。
周りの席もぎっしり客で埋まり、物凄い喧騒。
店員が飛び回っている。
落ち着いてビールを飲んでいるどころの話ではない。
おつまみや小籠包があっという間にテーブルに
所狭しと並べられ、食べるのに追いまくられてしまう。
早く食べて早く出て行けと言った感じ。
いくら美味しい料理の店とは言え、
これではたまったものではない。
値段も決し安くない。
ガイドさんの話だと、この店は店員の給料も高く
設定されていて、美人の女子を採用しているそうだが、
それどころじゃない。
味もよく分からないうちに店を出る。
ビールも大びん1本、他では100元か120元だったが。
このみせでは10%サービス料を追加して132元の現金払い。
腹ごしらえをした後は、
台北の新しい名所、「台北101」ビルの展望台へ向かう。
このビルは高さ508メートルあり、
ドバイに世界一高いビルができて世界2番目の高層ビル。
世界一最速のエレベーターに乗り、88階の展望台へ。
展望台からの夜景。
やや霧が発生し、遠くまでは見通せなかったが、
それなりに夜景を堪能し、圓山大販店へ。
現役時代、出張でよく台北に来ていたのは
前述のとおりだが、
いつも空港から市の中心部に車で来ると、
圓山大販店の建物が左手に大きく見え、
一度泊まってみたいと思っていた。
今回やっとそれが実現。
最終日の5日目の朝はゆっくりである。
10時45分にロビー集合と余裕。
ホテルの前景、ロビー内、部屋のベランダからの眺め。
ロビーもしゃれている。
そして部屋に飾られた象形文字の額。
集合時間までの間、ホテルの付近を散策。
裏山で見かけた花とグアバの実。
最終日の訪問先は故宮博物院。
到着して驚いたのは、正面入口がすっかり改装され、
モダンな形に変わってしまったこと。
以前来た時のイメージはもうない。
ガイドさんがワイヤレスマイクを使って1時間半、
説明しながら主要のところを回ってくれる。
展示品を見て回るには、
とてもこんな時間では足らない。
1日かけても無理である。
博物院の中はもちろん撮影禁止。
大型カメラは持ち込みもだめ。
今回見た展示品の中から4点ほど。
1949年、北京から国民政府が故宮の文物、
約60万点を台湾に持ち込む。
1965年に現在の地に国立故宮博物院として公開。
所蔵品の一部のみ展示している状況で、
現在、南院を建設中で、2011年に竣工予定。
今回の旅、4泊5日といっても正味3日半の観光旅行。
この間に台湾を1周、9都市を訪れたことになる。
忙しかったが、いろいろな出会いもあり、
楽しく過ごすことができた。
多謝、多謝である。
台北の有名なホテル「圓山大販店」の宿泊とは
うらやましい
私のいくツアーでは グレードアップしても
このホテルでは ないのです(泣)
でも 内部の雰囲気が ちょっと見せてもらえて
よかったです
それから 故宮博物館の 有名な「白菜」の焼き物も
写真でみせてもらえて うれしいです
私も watanabe様に 多謝です
実に強行軍の旅でした。
せっかくの「圓山大飯店」、ゆっくりできてよかったです。
どのホテルも朝はバイキング形式でしたが、
ランクアップのホテルがいいですね。
食事の内容もレストランの雰囲気も。
故宮博物院は、以前は静かに見学できた記憶が
あるのですが、今は団体の見学者が多く、
なんとなく落ち着きませんね、