倉渕便り(2009-11月その2)
2009年 11月 09日
世界で2万種あるといわれる菊。
日本でも知られているだけで、キク科の植物は
約70属、360種に分類される。
一般的に園芸種の菊はキク科の中でもキク属。
野菊といわれるものは、キク属もあるが、
シオン属やヨメナ属が多い。
中国古来より、菊は「四君子」(蘭、竹、菊、梅)の一つとして、
草木の中の君子として称えられている。
基本的な筆遣いが学べるという事で、
水墨画でも画題としてよく取り上げられる。
因みに水墨画では、「五葉四切」といい、
5枚の葉に四つの切れ込みがあるように、菊の葉を描く。
倉渕近隣で見かけた色とりどりの菊。
山茶花。
雑草の間からひっそりと顔を出したような
紫紺鮮やかな竜胆の花。
崖の下に白式部の実(白実の小紫)。
随分と 寒くなるのが 早いと思います
竜胆は 自生しているのでしょうか?
山茶花の種類も随分あるのですね
↓紅葉は山の方が空気は澄んでいる、温度の差が大きいからでしょうか。きれいですね。東京はまだまだです。
赤い実も種類が多くて驚きました。蒲染(がまずみ)の実,複雑に紅葉した葉と調和して、実りの秋を感じました。