満願寺を訪れる

昨25日は予報に反して好天に恵まれた。
秋晴れの下、仏像を学ぶ会のメンバーで、
横須賀市岩戸にある臨済宗建長寺派の満願寺を訪れる。
三浦半島の中央部に位置し、三浦氏の本拠、衣笠城の
周辺には三浦一族の建立した寺院が点在している。

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本堂の右奥に宝物殿があり、国指定重要文化財に指定されている
観音菩薩立像(像高 224.2cm、檜材、寄木造り)と
地蔵菩薩立像(像高 203.7cm、檜材、寄木造り)が安置されている。
いずれも台座なしで2メートルを越える立像で見上げる人を圧倒する。
檜材の彫りもくっきりと、堂々とした体躯で、どっしりとした落ち着きを感じさせる。
鎌倉時代前期の慶派仏師の作とされる。

この観音菩薩像は、もともとは阿弥陀三尊の左脇侍像であったと推測される。
観音菩薩像の左側には毘沙門天像、
地蔵菩薩像の右側には不動明王像がそれぞれ安置されている。
これらは横須賀市の指定重要文化財である。

本堂左手に、中島三郎介(浦賀奉行所の与力であった)の揮毫による
芭蕉の句碑が立っている。
慶応2年の建立とされ、
  「先たのむ 椎の木もあり 夏木立 はせを」
と刻まれている。

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by toshi-watanabe | 2006-09-26 09:43 | 寺院・仏像 | Comments(0)

先日、東京地方裁判所の難波裁判長は東京都教育委員会の通達について
国歌斉唱の強制は違憲との判決を下した。

この訴訟は入学式や卒業式で国旗に向かっての起立、国歌斉唱などを教職員に
義務付けた通達に対するもので、処罰を受けている数百人の都立高校等の
教師が中心となって訴えを起こしたものである。
東京地裁では、憲法が定める思想、良心の自由を侵害する行過ぎた措置で、
通達や校長の職務命令は違法と判断された。

「日の丸(正式には日章旗)」と「君が代」は明治のはじめ頃より国旗として
掲揚され、国歌として斉唱されてきた。
ただ明文化はされていなかった。
平成11年8月に、どちらかといえばあっという間に「国旗及び国歌に関する法律」が
公布施行され、「日の丸」と「君が代」が正式に日本の国旗、国歌として
認められる事になった。

今回感じたことは、確かに罰則を設けて処分までするのは行き過ぎかも
知れないが、厳粛な式典の最中に反対だからと一部の教師が勝手な行動を
とるのはどうかと思う。
国旗と国歌に対する(敬意を払う)気持ちを生徒にきちんと教えるべき
立場の人たちはどうすべきか自分自身良く考えてもらいたい。

世界中どんな国でも国のシンボルとして国旗、国歌を制定しており、
国民として国旗を掲げ国歌を斉唱して、自国民であることを誇りにしている。
それはきわめて当然のことだし、多くの日本人も自国の国旗と国歌には
敬意を表していると思う。

海外に居て日章旗を目にしたときなど、自分が日本人だということを改めて
認識することがあるのも確かだ。
by toshi-watanabe | 2006-09-24 10:53 | 一般 | Comments(0)

群馬に出掛ける

2ヵ月ぶりに群馬に出掛けた。
山はすっかり秋の気配、朝晩も冷え込むようになった。

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これは「婆そぶ(ばあそぶ)」の花。
そぶとはそばかすの木曾の方言で、花の内側下半分に紫の斑点があり、
この斑点をおばあさんのそばかすに見立てていった名前とのこと。

蔓性の多年草、他の植物に絡み付いている。
キキョウ科蔓人参(つるにんじん)が正式名で、同類には「爺そぶ(じいそぶ)」もある。
根は朝鮮人参に似ているとか。


秋の風物をアルバムに纏めましたので、下記をクリックしてみてください。
スライドショーを楽しんでください。

       アルバム「秋の山里
by toshi-watanabe | 2006-09-22 14:05 | 草花 | Comments(0)

小泉内閣メールマガジン

本日、小泉内閣メールマガジンの250号が届き、これが最終号となった。
平成13年6月の第1号以来、5年余りの間愛読してきた。
内容は平易に書かれており、小泉首相の考え、方針を理解する上で、
大変役に立ったと思う。

途中からは英語版も出るようになり、英訳に感心しながら
こちらの方も楽しく読ませていただいた。
読者からの意見、感想もそのまま添付されており、
大勢の方がこのメールに目を通しているのが分かった。

このメールマガジンの発行は高度情報時代にあった小泉首相の快挙だったと思う。
by toshi-watanabe | 2006-09-21 11:21 | 一般 | Comments(0)

イエメン共和国

もう大分日数も経つが、オシム監督率いる日本代表のサッカーチームが
イエメンで終了間際にゴールを決めて辛勝した。
サッカー場はでこぼこのピッチ、その上2000メートルを越える高地で空気も希薄。
日本の選手も動き回るのに苦労された事と思う。

イエメン共和国はアラビア半島の南西部に位置し、決して恵まれた土地ではない。
それでも人口2千万人を数える。
日本大使館も置かれている。

イエメン産のコーヒーはモカコーヒーとして有名である。
これはイエメン南部の港町モカから出荷されていたので、モカコーヒーと呼ばれた。
アフリカ大陸のエチオピアで取れるコーヒーも、モカの港からアラビアのコーヒーと
ともに海外に出荷されていた名残で、今でもエチオピア産のコーヒーも
モカコーヒーと呼ばれている。

モカの港はその後、港としての機能はしなくなり、現在はモカコーヒーは
アデン港等から出荷されている。
by toshi-watanabe | 2006-09-11 10:17 | 一般 | Comments(0)

渥美清演じる車寅次郎を主人公にした 「男はつらいよ」 シリーズが
NHKのBS2で毎週土曜夜に放映されている。
昨年8月から前半の24作が放映され、そしてこの8月からは
後半の24作が放映されている。

一挙48作品が観られるということで、大変楽しみにしている。
松竹で映画化されて第1回目の作品は1969年8月27日に公開された。
その後人気は衰えることなく、ついに渥美さんが倒れるまで
48作品と驚異的な数のシリーズとなった。

私が初めて映画「男はつらいよ」を観たのは、ニューヨークであった。
確かマンハッタンのリバーサイドにある日本仏教会で日本の映画を上映するという
話を聞いて仲間数人とで出掛けた。
久し振りに見る日本の映画というだけでなく、渥美さん演じる
自称フーテンの寅にはすっかり魅了された。

その後シカゴでも観る機会があったし、日本への出張の際、JALのフライトを
利用すると、必ずといってよいほど「男はつらいよ」の映画が観られた。

本社に帰任後は、新作が封切られるたびに観に出掛けた。
ストーリーはマドンナが変わってもほぼ同じ結末となるのだが、
全く飽きることなくのめりこんでしまう。

現在毎週土曜日の夜放映されているが、上映後に映画評論家の渡辺俊雄さんと
映画監督の山本晋也さんの対談があり、色々と興味あるコメントをされるので
この対談も大変楽しく聞いている。

   NHK 「男はつらいよ」 シリーズ
by toshi-watanabe | 2006-09-05 10:02 | 一般 | Comments(0)