国家の品格

知人のSさんから「致知(chichi)」という雑誌の1月号を見せていただいた。
人間学を学ぶ雑誌だそうで、初めて拝見した。
対談の特集が組まれており、米長邦雄さんと藤原正彦さんが対談。
教育問題の観点から日本の行く末や志を育てる教育のあり方などを
熱っぽく話し合われ、大変興味深く読ませていただいた。

恥ずかしい話、藤原正彦さんについて全く知識を持っていなかった。
作家の新田次郎と「流れる星は生きている」で有名な藤原ていの次男で、
現在お茶の水女子大学教授で名だたる数学者であることを初めて知った。

藤原正彦さんの「国家の品格」が最近の話題作として、ベストセラーとなって
いるのを知り、早速読んでみた。
最近本をじっくり読む事がなく、久しぶりに読書に向かった。
多少乱暴なところもあるとは思うが、主張されていることには同感する点が
多くあり、一気に読み終えた。
若い世代にも是非読んで欲しい一冊だと思う。
by toshi-watanabe | 2006-02-22 14:08 | 一般 | Comments(0)

トリノ冬季オリンピック

イタリアトリノの冬季オリンピックも早や中盤、日本選手の活躍も
あと一歩メダルに届かず、イライラが続く。

開会式の入場行進をTVで見ていたら、米国領ヴァージン諸島の代表が
画面に現れ吃驚。
常夏のカリブ海の小島からの参加とは一瞬信じられなかった。
後で分かったが、今回特に危険極まりないリュージュに参加していたのが、
ここの52歳の女性であった。残念ながら試合前日の練習で右手首を骨折し
試合に出場できず。

ヴァージン諸島には英国領と米国領とがあり、米国領には
セントトーマス島、セントジョン島とセントクロイ島の主要三島がある。
米国は第一次大戦後、パナマ運河航路の戦略上重要拠点として
デンマークからこの諸島を購入した。現在は米国自治領。

40年近く前、プエルトリコに駐在していた折には、このセントトーマス島に
何度か出掛けた事がある。
プエルトリコのすぐ東側に位置し、小型飛行機で30分ほどの距離。
セントトーマス島の中心地には免税店が立並び、タックスフリーで買物が出来る。
当時米国のタバコを1カートン購入すると、往復の航空運賃が出るという具合で、
スコッチやらフランスの高級ブランディーなどを安く仕入れに出掛けたものである。
レンタカーで島内を巡ることが出来、白砂のビーチや美しい自然に恵まれている。

d0037233_11235248.jpg

by toshi-watanabe | 2006-02-17 11:25 | 米国 | Comments(2)

奥出雲町と雲州算盤

先日NHKの番組「新日本紀行ふたたび」で、島根県奥出雲町を
紹介していた。
奥出雲町は昨年3月31日に仁多町と横田町が合併して新たに誕生。
仁多町の亀嵩(かめだけ)は、松本清張の小説「砂の器」で有名。

横田町は雲州算盤の生産地として名高い。
算盤の7割はここで生産されている。
この地はもともと日本刀の素材となる玉鋼(たまはがね)を
真砂砂鉄(まさごさてつ)からつくる’たたら’が行われており、
非常に堅い木材の加工を要する算盤作りの刃物が
手に入りやすかった。

算盤は玉、枠と軸(けた)が主要部分。
玉の材料は、樺(かば)、柞(いす)、柘(つげ)など。
枠の材料は、黒檀、そして軸(けた)の材料は、煤竹。
煤竹は古民家を壊す際に入手するより他に手はない。

現在では機械化され、代用品が材料としてかなり使用されている
ようだが、本来の素材を使って、すべて手作りのものもわずかながら
つくられている。
素材の加工から完成まで約200行程もあるとの事。

旧横田町のホームページを覗くと、タイ語のページもある。
これは最近算盤をタイ向けに輸出している為だろうか。
by toshi-watanabe | 2006-02-08 11:47 | 一般 | Comments(0)

今週月曜日、サンディエゴの南方約25キロ、メキシコの
ロサリートという町の病院で、コレッタ・スコット・キング夫人が
静かに息をひきとった。 享年78歳。

キング夫人は1927年4月27日に、アラバマ州の田舎町の
ごく普通の家庭で生まれた。
当時はまだ人種差別が特に南部ではひどかった時代である。
苦労して地元の学校を卒業した後、ボストンに出、音楽の
勉強を続けた。
その頃、後のキング牧師と知り合い結婚。

1968年4月4日にキング牧師がメンフィスにて暗殺された。
未亡人となってからは、キング牧師の誕生日を米国の国民祝祭日に
するよう働きかけ、1983年にかなりの反対もあったものの
議会を通過。 1月の第3月曜日が祝祭日として法定化された。
1986年から新たな国民の祝祭日として実施されるようになった。

もう1つキング夫人が力を入れたのは、キング師の生誕地、
アトランタにメモリアルセンターを建設すること。
現在、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・センターが
アトランタにあり、その墓地にキング夫人の遺体も埋葬される。
by toshi-watanabe | 2006-02-02 11:42 | 米国 | Comments(0)