2泊3日の小旅行(その4)
2009年 06月 30日
宿泊したのは、「湯元観光ホテル西京」、大規模な旅館のようだ。
部屋からは一面の緑が広がる。
くせのない温泉の湯で、大浴場の広いのがいい。
大浴場に行くのにエスカレーターがある。
エスカレーターのある温泉場は鹿児島の林田温泉もそうだった。
露天風呂も広くていい。
掛け湯などもある。
ツァーの仲間と広間に集まり会食。
どういうわけか添乗員さんは見えず。
だいぶ酒も回ってきたところで、一人が立ち上がり、
簡単に自己紹介をしようということに。
名前とどこから来たのか程度、他に言いたいことあれば追加して。
これでやっと、東京、神奈川、千葉、茨木、埼玉各地からの
参加者の集まりと判明。
本来添乗員がすべきことなのだが。
私と同じ神奈川県からは4組の夫婦。
最終日、3日目は岩国の錦帯橋へ向かう。
観光バスは錦川の河原に駐車。
名勝の錦帯橋を渡る。
数年前修理工事が終わったばかり。
山の上には小さな山城、岩国城が見える。
錦帯橋を渡ると吉香公園。
岩国も城下町、長屋門なども残っている。
花菖蒲園の花菖蒲はすでに盛りを過ぎている。
大噴水があったり、天然記念物の白蛇も観覧できる。
佐々木小次郎のツバメ返しの銅像も。
岩国を後にし、最後の観光地、安芸の宮島に向かう。
日本三景、安芸の宮島、私にとっては何度も訪れている場所。
現役時代、海外からの客と広島に来るたびに、
宮島を案内してきた。
海上に立つ朱塗りの木造鳥居、懐かしい風景である。
20分ほどで船は島に到着。
鹿の出迎え、観光客が大勢来られている。
島のガイドが厳島神社を案内してくれる。
太い柱はヒノキに麻布を巻いて漆塗りしたものと初めて知る。
神社の裏山へちょっと登ったところに千畳閣(豊国神社)と
五重塔が建っている。
千畳閣は入母屋造りの大経堂で、床に畳を敷くと857畳にもなることから
千畳閣と呼ばれるように。
建立を命じた豊臣秀吉の死によって、天井や入口などが未完成のまま、
現在にいたっている。
とにかく広い床の上にいると、周りは吹き抜け、高い天井、
太い柱と梁、通り抜ける風が心地よく肌に当たる。
瞑想にふけりたくなるような気分になる。
旅程を予定通りすべて終え、広島空港へ向かう。
以前は広島市内の狭い空港だったが、今は東広島の方の新空港。
広々とした敷地にモダンな空港ビル。
ところがトラブル発生。
ゲートの待合室で搭乗を待っていると、
突然のアナウンス、整備トラブルで予定の日航機は飛ばないことに。
すぐ後に出発予定の全日空機に乗るよう、変更手続きを
してくれとの案内。
乗客は一斉にJALのカウンターへ走り出す騒ぎ。
あっという間に長蛇の列。
JALで手続きを終えると今度ANAのカウンターが長蛇の列。
幸い我々の場合は、ツァー添乗員がすべて手続きを代行。
無事手続きも終わり、満席の全日空機で1時間弱の遅れで羽田到着。
無事今回の旅行を終えることができる。
撮影されていて 素敵な旅アルバムになりましたね
やはり世界遺産だと思えます
沢山の旅行記録 お疲れ様でした~
おかげさまで 楽しませていただき 感謝です!