花見に大和市常泉寺と引地川へ
2008年 03月 30日
小田急江ノ島線沿線にある、常泉寺へ出かける。
清流山常泉寺は曹洞宗の寺院、
何といっても花の寺とし名高い。
特に250本以上を数える三椏が見事である。
昨年も同じ桜の季節に訪れている。
前回はなかった立派な山門が新たに設けられ、
受付も整えられた。
庭の一部が改良されている。
手が加えられ過ぎている一面もある。
季節的にも、今一番多くの花木と草花が
見られるが、それにしても植えられている種類が多い。
これほどの種類の花木や草花のある寺院の庭を
他に知らない。
花木の一部をここに紹介したい。
草花は別途改めて紹介することに。
入口から山門に向かっての参道の両側には
三椏の木が植えられ、
黄色やオレンジ、赤い花が盛りを過ぎたものの
まだにぎやかに訪れる人たちを迎えてくれる。
その内側には花桃が見事に並んでいる。
参道から山門に向かって。
三椏の花。
紅白の枝垂れ桃、「おもいのまま」。
盆栽に仕立てられた山茱萸(さんしゅゆ)。
紅花の木瓜(ぼけ)、ひぼけ。
土佐水木。
空木(うつぎ)。
黄梅(おうばい)、迎春花。
黒文字。
馬酔木(あせび)。
椿。
下を向いているのは孔雀椿。
河津桜は花も終わりに。
花桃、照手姫という。
近くで花桃の苗木を売っていたので、
白と桃色各一本を買い求める。
常泉寺から歩いてすぐのところに、
引地川が流れており、この川沿いに桜並木があり、
桜千本と呼ばれている。
川べりにビニールシートを敷いて、
飲み物や弁当で、まさに花見の宴たけなわ。
露店も出ており、桜茶の無料サービスも。
ほとんど染井吉野。
ところどころに八重桜の木があり、まだ蕾状態。
風も心地よいくらいで、
ゆっくりと花を堪能した半日だった。