美術鑑賞 「うさぎの聖母」

大日本印刷のミュージアムラボで、
面白い美術鑑賞ができると、
知り合いから紹介を受けた。

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事前にウェブサイトから予約をし、
昨4日、ルーヴル・DNPミュージアムへ出かける。
目黒、五反田、不動前の3駅のちょうど中間、
東急目黒線の不動前で下車。
冷たい風に震えながら徒歩7-8分、
DNP(大日本印刷)の高層ビルに到着。
予定の10分前から受け付け、5時からスタート。
音声ガイダンス装置を首からぶら下げ、
案内に従って会場を回る。
音声は日本語、英語、フランス語から選択できる。

イタリアのヴェネツィア派巨匠、ティツィアーノの代表作で
聖なる詩情に満ち溢れた「うさぎの聖母」を鑑賞。
この作品はルーヴル美術館所蔵で、本邦初公開とのこと。
初めに暗い部屋の中で現物をじっくり静かに鑑賞。

次のエリアに入って行くといろいろな仕掛けで
この作品が鑑賞できるようになっている。
絵の前に座ると、音声ガイドから説明が始まる。
オリジナルの語りは、ルーヴル美術館絵画部門主任学芸員の
ジャン・アベールさん。
この作品をより深く読み解くための情報を与えてくれる。
拡大された作品の前に進むと、
絵画が立体的になり、
前方がまず前に、次から次と画面が動き、
一番後方の場面が眼前に現れたり。
絵画の細かなところまで鮮明に鑑賞できる仕組みに。

DNPは力を入れている部門の一つに
「情報コミュニケーション部門」があり、
各種の情報技術を駆使して、
映像技術に取り組んでいるようだ。

大型の本が置かれ、頁をめくると、
白紙のところにティツィアーノの生れた家が現れ、
頁をめくるごとに青年時代、老年時代と移り、
それぞれの時代の代表作が白紙の面に
映し出され、音声ガイダンスで説明を受ける。
これで画家の生涯の概略が理解できたり。

最後はこじんまりしたシアターで、
作品の修復を含む、簡単な映像を見る。

期待した以上の面白さで、あっという間に
2時間近くが経過していた。
今回の予約者を我々を含め8名ほど。
自分のペースで自由に鑑賞でき、
受付もガイドも大変親切で楽しく過ごすことができた。

この第3回展は3月1日まで開催されている。
興味のある方は下記のウェブサイトから予約できる。

    ルーヴル・DNPミュージアム
Commented by banban0501 at 2008-02-05 15:49
とても 面白い鑑賞のしかたですね 私も美術展のいったときには 音声ガイダンスを必ず聞きながらまわりますが 人が多いと 自分のペースが まもれなくて いやな気分になります でも 予約で少人数で しかも 面白い 鑑賞方法を映像で ガイドしてもらえるなんて 初めて聞きました 関西にきたらば ぜひ見てみたいものです 面白い美術展の紹介 ありがとうございます!
Commented by toshi-watanabe at 2008-02-06 09:55
私も初めての体験で、興味深く美術鑑賞が
できました。
4月以降の第4回が楽しみです。
by toshi-watanabe | 2008-02-05 09:41 | 一般 | Comments(2)