秋の群馬
2007年 09月 21日
日中は残暑が厳しいものの、
木陰に行くと涼しい風が顔に当たる。
車を水洗いしていると、大きな鬼やんまが飛んでくる。
夕日が沈む頃にはなんとなく冷え冷えとしてくる。
やはり季節は秋だ。
桐生在住のYさんがやって来る。
Yさんは山菜取りの名人だが、
子供の頃に、祖母がわらじを作っているのを
見ていた記憶を頼りに、時折りわらじを作っている。
所が最近、古い布や端切れを使って
布ぞうりを作るのが静かなブームとなっている。
Yさんは早速布ぞうりの作成に挑戦し、
見事な作品を仕上げている。
最初は足の指を使って織っていたが、
雑誌で紹介されている作業台を見て
自分で作り、今回持参された。
作業台とすばらしい作品:
秋の花々
玉紫陽花(たまあじさい)
段菊(だんぎく): 紫色の花が段々になって咲く。
高砂百合(たかさごゆり): 台湾原産の帰化植物。
テッポウユリに似ているが、葉が細く、花は大型、
茎は太く伸びる。
釣船草と黄釣船
釣船草はムラサキツリフネとも呼ばれる。
コスモスと黄花コスモス
黄花コスモスはコスモスより葉の裂片の幅が広く、やや草丈が低い。
黄色或いはオレンジ色。
藪蘭(やぶらん): 紫色の小さな花が穂状につく。
杜鵑(ほととぎす): 花びらの斑紋が鳥のほととぎすの胸毛の
斑紋に似ているところから名付けられた。
噴水型の小さな花をつける。
紫式部(むらさきしきぶ)
現の証拠(げんのしょうこ): 下痢止めの薬草として有名。
煎じて飲めば効果覿面、それで現の証拠と。
秋海棠(しゅうかいどう): 瓔珞草(ようらくそう)とも呼ぶ。
古来、和歌にもよく詠まれている。
開花前の一輪。
黄花秋桐(きばなあきぎり): 別名、琴柱草(ことじそう)。
葉の形が桐に似ている。
釣鐘人参(つりがねにんじん): 長い柄の茎に釣鐘状の花がつき、
大きな根を朝鮮人参に例えて名付けられた。
青花藤袴(あおばなふじばかま): 別名、狗尾草(えのころぐさ)。
水引(びずひき)と銀水引(ぎんみずひき)
白色の水引を銀水引という。 紅白で祝儀袋の水引そっくり。