空師(そらし)

先日TVを観ていて、空師(そらし)という職人がいるのをはじめて知る。
寺社や屋敷林の巨木とか、周りに家があったり、電線などの障害物があり、
枝の伐採が難しい木の幹や枝を切る専門の職人である。

チェーンソーを使って幹や枝を切るのだが、上の方の枝から順番に手際よく
切りとり、クレーンを使って下へおろす。
親方が岩登りよりさらに重装備をして、太い木を楽々とと登って行く。
どの幹、枝から切って行くかを見極める。

樹木の持ち主から依頼されるケースがほとんどだが、
巨木を一本丸ごと買い取り、材木業者に如何に高く売れるかが腕の見せ所。
従って、材木としての値打ちが出るように樹木を切らなければならない。

何百年と樹齢を重ねてきた巨木に良質の木材として新たな命を吹き込む。
空師の方は樹木が心底好きのようだ。
by toshi-watanabe | 2007-01-10 09:23 | 一般 | Comments(0)