折々の記

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神奈川県立歴史博物館を訪れる

3年後に横浜開港150年を迎える。
150年前と言うと時は安政の頃。
わずか100戸程度の漁村だった所が、黒船騒動の後
外国船を受け入れる波止場となった。
現在、横浜市は人口360万人を数える大都会である。

昨日、馬車道にある神奈川県立歴史博物館を訪れる。
みなとみらい線の「馬車道」駅で下車し、地上に出ると古色蒼然とした
古い建物が目に入る。

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この建物は1929年(昭和4年)、安田銀行により立てられたもので、
その後富士銀行横浜支店となり、2002年(平成14年)に横浜市が買い取り
当時のまま保存されている。

馬車道に入り、すぐ右手に屋根の上にドームのある、神奈川県立歴史博物館の
旧館が見える。
ここにも入口はあるが、正面玄関の入口は反対側の新館の方にある。
因みに65歳以上は入場無料。

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この建物(旧館)は1904年(明治37年)、横浜正金銀行(後の東京銀行)本店
として建造された。
ドイツネオバロック様式の建築物で、妻本頼黄の設計による。

1923年(大正12年)の関東大震災でも、1945年(昭和20年)の横浜大空襲
の際も倒壊することもなく、被害をまぬかれて来た。
ただドームは関東大震災の折に、焼失。
1964年(昭和39年)、神奈川県が買い取り、復元する事となった。
1967年、新館の増築とともに神奈川県立博物館(その後、県立歴史博物館に)
として開館の運びとなる。

1969年(昭和44年)に国の重要文化財に、そして1995年(平成7年)に
国の史跡に指定された。

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県立歴史博物館のすぐ南側には、日本興亜馬車道ビルがあり、
旧川崎銀行横浜支店当時の建物の一部が保存されている。
1922年(大正11年)の建造。
民間企業の所有物である為、新しいビルに立て替える事になり、
その際に横浜市が資金の一部補助を申し出て、正面と側面の2面のみ元のまま
残されたビルとなっている。

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馬車道から海側に少し離れた所に、旧生糸検査所(現在は横浜第2合同庁舎)の
赤レンガの建物が残っている。
by toshi-watanabe | 2006-08-13 10:39 | 一般 | Comments(0)