さくら丸

雑誌をめくっていたら、「さくら丸」が目に入った。
私にとっては大変懐かしい船である。

1964年ごろだったと思うが、巡航見本市船のさくら丸に
勤務先の製品を展示する為に、展示関連の業者の方と一緒に、
神戸の港へ出掛けたのを思い出す。

当時は在外公館も少なく、海外での産業見本市の開催も少なく、
日本の製品を海外市場で発表する機会がほとんどない状況だった。
日本産業巡航見本市協会という組織があって、
世界初と謳った巡航見本市専用船として「さくら丸」を建造したのが
1962年、確か1963年から活動を始めたのだと思う。

この巡行見本市船に日本の製品を満載し、世界各地の港を回り、
展示会を開催しPRに寄与した。
これで大いに外貨を稼ごうともくろんだ。
外貨を稼いだ企業は政府から表彰を受けた時代だ。

この「さくら丸」は10年間活躍し、「新さくら丸」が新たに建造され、
その後約10年間、巡航見本市船として運営された。
それからは、時代の流れとともに巡航見本市船の活躍の場はなくなった。
Commented by 山田 at 2013-08-24 09:18 x
1967年メキシコの東海岸ベラクルス港に来たさくら丸を応援に行きました  乗船して来るメーカーの人は少なく商社の現地駐在員と飛行機で来る人達で対応していた  当時メキシコは駐在員も少なくメーカーにも応援の依頼がありました  出品各メーカーはカタログ類は勿論説明員のマニュアルも有ったので素人でも何とかやれたのは幸いでした  船の写真が有りますご興味をお持ちでしたらお送りします
Commented by toshi-watanabe at 2013-08-24 14:54
山田さん、
コメントいただき有難うございます。
さくら丸をご存知の方がおられてほっとしました。
私も1966年9月にNY経由でカリブ海のプエルトリコに赴任、
海外に駐在する日本人が少ない時代でした。
Commented by 桃花 at 2013-08-24 22:02 x
ご案内からお邪魔いたしました
日本の産業が世界に進出していこうとする時代だったのですね
そんな時代から日本を支えていらっしゃった方々に改めて敬意を表します
今になったら世界中どこにでも日本人がいますが、その頃は海外へ赴任されるなんてスッゴイことだったのでしょうね
Commented by toshi-watanabe at 2013-08-25 08:58
桃花さん、
ご覧いただき有難うございます。
何かもう遠い昔の事のようです。
1ドル360円の時代で、外貨持ち出しは500ドルまででした。
by toshi-watanabe | 2006-08-02 16:13 | 一般 | Comments(4)