折々の記

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ドミニカ共和国への移民

1956年から1959年にかけて、日本政府の宣伝文句につられて、
1300人ほどの日本人がカリブ海に浮かぶドミニカ共和国に移住した。

30日かけて、8000マイルに及ぶ航海の末、たどり着いた南の島は、
事前に知らされていたものとは全くかけ離れた現実が待っていた。
塩分を含んだ土地、開拓しても野菜の栽培には適さない土地。

しかも1961年には政変が勃発。
多くの移住者があきらめ、日本に帰ったり、南米大陸へ移住した。
ただ300人足らずの移住者だけは、帰国費用の当てもなく
現地に留まざるを得なかった。
その後のご苦労は並大抵のものではなかったと聞かされた。

最近現地の移住者が日本政府を相手取って移民訴訟を起こしたので、
こうした事情が明らかにされた。
すでに年数が掛りすぎた為に結局敗訴となった。

小泉総理は謝罪をし、各自に一時金が出ることとはなったが。
今まで放っておいた政府の責任は重いと思う。

今日、7月29日にドミニカ共和国の首都サントドミンゴでは、
日本人移住50周年の記念式典が行われる。
現地に居る日系人が参加されることだろう。

因みに、私がかって駐在していたプエルトリコからも近い。
残念ながらドミニカ共和国に出掛ける機会はなかった。
イスパニョーラ島の東側がこのドミニカ共和国で、
西側はハイチである。
カリブ海にはドミニカと言う小さな島国が別にあるので、
共和国をつけて呼ばれている。
by toshi-watanabe | 2006-07-29 14:41 | 一般 | Comments(0)