折々の記

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モノ造りと箸の使い方

先日、「モノ造り大国の凋落」というテーマのTV番組を大変興味深くみた。
筑紫哲也さんが司会を務め、三人の方々が熱心に議論を進めた。
1人はソニーの役員をされている土井利忠さん、1人は製造業を中心に
経済の動向に詳しい内橋克人さん、そしてもう1人は小関智弘さん。
小関さんは東京大田区の町工場で旋盤一筋にやって来られ、
その経験を活かして著書も多く、広く各地で講演をされている。

話の中で、中国が取り上げられた。
人件費が安いということで製造業が中国に進出しているが、日本では
もう全く見向きもされないような旧式の工作機械を現地の中小工場が、
器用に手直しして使っているのが最近見られるとの事。

日本でのモノ造りが将来どうなるのか危惧される。
1つの象徴的なのが、箸の持ち方、使い方である。
特に若い人たちには、酷い箸の使い方が目に付く。
箸がなくても食事が出来る時代になり、正確な箸の持ち方も家庭内で子供に
教えられていない場合が多い。

携帯電話で指先を器用に使っているように見えるが、技術は不要、ただ慣れである。
箸を使うのは単に食事をする為だけではなく、モノ造りを進める基本となるのではないか。

最近は欧米人で上手に箸を使う人をよく見かけるようになった。
by toshi-watanabe | 2006-03-18 14:14 | 一般 | Comments(0)