春季大祭・国宝まつりの「高幡不動尊」へ


春季大祭・国宝まつりが開催されるというのは聞いていたので、
4月28日、「高幡不動尊」へ出かける。
少々遠回りかなと思ったが、渋谷に出て井の頭線に乗り、
明大前で京王線に乗り換える。
高幡不動駅を降りると参道があり、両側は店が並ぶ。
200メートルほど進むと、仁王門の前に出る。
数年前に団体で訪れたときはバスだったので、
参道から仁王門を潜るのは初めてである。
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成田、大山とともに関東三大不動に挙げられる
真言宗智山派別格本山の高幡山明王院金剛寺が正式名。
9世紀後半、貞観年間に清和天皇の勅願により
東関鎮護の霊場として不動堂を建立したのが始まりと言われる。

入母屋造りの仁王門(重要文化財)は、1959年に楼門として復元された。
仁王像と共に、元は室町時代後期の作。
「高幡山」の扁額は、洛東智積院7世運敞の筆で、江戸時代初期のものである。

境内は不動堂、奥殿、五重塔、大日堂と続く。
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丁度稚児練供養があり、可愛い稚児さんたちが並んでいる。

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そして先導するお坊さんたち。
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前回訪れた際は工事中だった、重要文化財の不動堂では護摩修行が営まれている最中。
このお堂には新丈六不動明王像(身代わり本尊)が安置されている。
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御朱印をいただき、奥殿に上がり、重要文化財の本尊、丈六不動明王像を拝観する。
不動明王坐像は寄木造り、漆塗りの2,858メートルの及ぶ巨像である。
頭部と体部は檜材、膝部は榧材で、火焔光背。
正面から拝顔すると圧倒される。
前回訪れた際には、参加者全員で般若心経を唱えた。
両脇には、脇像の矜羯羅(こんがら)童子像と制咤迦(せいたか)童子像
(いずれも重要文化財)は木造漆塗り。
ともに平安時代の作である。

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このお堂では、「宝物展」が開催され、各種の宝物が見られる。
鎌倉時代の鰐口、関東地方で最古のもの、重要文化財。
不動明王像頭部に納められていた古文書、南北朝時代、重要文化財。
平安時代の作で、金剛界大日如来像。
江戸時代の舎利塔。
日本最古と言われる歓喜天像、平安時代の作。
山岡鉄舟の書とか土方歳三直筆の手紙なども展示されている。

大日堂に上がり、柏手を打って鳴り龍に願いを込める。

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運よく年に一日だけだそうだが、五重塔に登る。
心柱のまわりを巡るようにらせん状の狭い階段を上る。
ピサの斜塔を思い出す。
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一番上のところからは周りを展望できる。
丁度藤の花が満開。
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境内の裏山があり、四季の道となっている。
道の両脇にはヤマアジサイの木が植えられており、
紫陽花の季節には見事な紫陽花の花見が出来そうだ。
一輪草、鳴子百合(ホウチャクソウ?)などが咲いている。

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土方歳三の銅像と青々とした新緑を後に、帰途に就く。
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帰りは、調布で乗り換え、橋本に出て、横浜線に乗り長津田経由。









Commented by semineo at 2017-05-03 00:10
こんばんは
高幡不動に来られたのですね~
丁度新緑が美しく、例祭日で良い時に来られたと思います。
五重塔も、年に一度上に上れる日で、私も行く予定でしたが、野暮用で・・・
仏像に詳しいwatanabeさんは楽しめた事と思います。
日野市で自慢できる唯一のお不動さんです。
お会いできたかもしれませんのに、残念でした。


Commented by toshi-watanabe at 2017-05-03 09:38
semineoさん、
高幡不動へ出かけましたよ。
タイミングよく、五重塔も登れましたし、いろいろな催し物にも巡り合えて、お陰様で楽しく過ごす事が出来ました。
その前日、伊豆の国市の願成就院により、運慶の不動明王を参拝したばかりでした。
by toshi-watanabe | 2017-04-30 11:05 | 寺院・仏像 | Comments(2)