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村上隆の「五百羅漢図展」を見学

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2月12日、午後から村上隆さんの展示会に出かける。
どんよりとした曇り空で肌寒い日だった。
会場は六本木ヒルズの52階にある「森美術館」。
村上隆さんの事は、まったく存じ上げていなかったのだが、
現代美術家として国際的に高い評価を得ており、
圧倒的なスケールと完成度の高さにより
見る人を驚嘆させ、ファンも多いと聞く。

平日とはいえ、場所柄多くの方が見学に訪れている。
皆さん熱心に鑑賞されている。
会場に入り、まず目に入るのが「達磨大師」の絵である。
生憎くカメラを持参せず、スマホで写真を撮る。
フラッシュ、三脚を使わなければ撮影OK。

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続いて、イラストというのか漫画というのか、
楽しくなるような作品が展示されている。
夢の世界である。

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ロサンゼルス現代美術館を皮切りに世界巡回した回顧展をはじめ、
ヴェルサイユ宮殿やロックフェラーセンター前広場など
様々な場所で大型インスタレーションを発表されているとのこと。

今回の展示の目玉はなんといっても現代版五百羅漢図である。

縦3メートル、横の全長100メートルに及ぶ大作だが、
各25メートルの4面、「白虎」「青龍」「朱雀」「玄武」に、
十六羅漢を中心に五百体の羅漢が描かれている。
奇怪でユーモラスな相貌、大小さまざまな羅漢たち。
とにかく見ごたえがある。
暫く立ち止まって見続けてしまい、その場が離れがたい。

限られた時間内に大作を一人で制作するのは無論無理な話で、
村上さんは、全国の美術大学から200人超の学生を集め、
チームとして制作の協力をしてもらった。
国内で公開されるのは初めてなのだが、
すでに2012年に、カタールのドーハにて公開されている。
東日本大震災の折に、いち早く義援金を贈られた
カタールに感謝の気持ちも込めて、
ドーハの展示会に出品されたとある。

部分的に撮ったものをいくつか紹介したい。

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その他の作品も数多く出展されている。
その中から数点。

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時を同じくして、
芝増上寺の宝物展示室で「狩野一信の五百羅漢図展」が3月13日まで開催中。
江戸時代に制作された実に見事な作品で、増上寺所蔵。
以前、江戸東京博物館の特別展で見学したことがある。




Commented by dezire at 2016-03-19 09:56 x
こんにちは。
私も村上隆の五百羅漢図展を見てきました。作品のスケールが大きいだけでなく何層にも刷り重ねられた色彩感と密度。羅漢たち異形の霊獣たちは昔の五百羅漢的なものからアニメ的なイメージも入り交じり、膨大な視覚情報の嵐に圧倒されました。画結局何を描きたかったのかはわかりませんでしたが、巨大な画面から伝わってくるオーラに私の五感が共鳴してきて、画家の意図が分らなくてもアート鑑賞を楽しめる、まさに現代アートとはそんなものだと村上隆の作品を見て感じました。

画家の意図を理解するアートから五感で感ずるアートに変革した、美術史に巨大な足跡を残した巨匠画家についてレポートしてみました。現代絵画やアートを理解する上でご参考になると思いますので、ぜひ覗いてみてください。
Commented by toshi-watanabe at 2016-03-20 08:32
dezireさん、
コメントをいただき有難うございます。
現代アート、なかなか難しくて理解できないところが多いですが、村上隆さんの今回の五百羅漢図には、人の心を打つ魅力にあふれ、大変感動しました。
ブログ拝見させていただきます。
Commented by dezire at 2016-03-20 22:40 x
こんにちは。
私も村上隆の五百羅漢図展を見てきました。作品のスケールが大きいだけでなく何層にも刷り重ねられた色彩感と密度。羅漢たち異形の霊獣たちは昔の五百羅漢的なものからアニメ的なイメージも入り交じり、膨大な視覚情報の嵐に圧倒されました。画結局何を描きたかったのかはわかりませんでしたが、巨大な画面から伝わってくるオーラに私の五感が共鳴してきて、画家の意図が分らなくてもアート鑑賞を楽しめる、まさに現代アートとはそんなものだと村上隆の作品を見て感じました。

画家の意図を理解するアートから五感で感ずるアートに変革した、美術史に巨大な足跡を残した巨匠画家についてレポートしてみました。現代絵画やアートを理解する上でご参考になると思いますので、ぜひ覗いてみてください。
by toshi-watanabe | 2016-02-14 10:57 | 一般 | Comments(3)