折々の記

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早見俊著「常世の勇者」を読む


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早見俊さんの書き下ろし作品
「常世(とこよ)の勇者」を読み終える。
「信長の十一日間」とサブタイトルがついている。

桶狭間の合戦で、二万五千人もの今川義元の大軍を相手に
その一割程度の兵力の織田信長陣営が
見事勝利を獲得し、戦国時代に名乗りを上げた。
その翌年、永禄四年(1561)、
信長は長秀、勝家、藤吉郎など50人余りを引き連れ、京にいた。
下京の四条西洞院、法華宗の巨刹、本能寺に逗留。

父親の道三を亡き者にし、美濃を手中にした
斎藤義竜とは信長は一戦を交える気はなく、
盟約を結ぶ仲介を依頼するために、
御所に参向し、時の将軍、足利義輝に拝謁するところから、
この物語は始まる。

幕府内で力を持つ松永弾正から
仲介の労をとるのに、茶器の名物「平蜘蛛の茶釜」を所望され、
公卿の山科言継(ときつぐ)の助言を受け、
信長一行は堺へ向かう。

桶狭間の合戦で信長は自軍に勝利をもたらせてくれたと
信じている「草薙の剣」が盗難に遭い、
これを求めて熱田神宮の巫女、若菜も堺へ。

「草薙の剣」に霊力が再び戻せるよう、
一行は伊吹山の麓、剣村へ向かう。
この村は薬草の地である。
十兵衛(のちの光秀)もこの辺りから登場し、
信長を助ける。

堺でも、剣村でも弾正の一派や、義竜の一派により、
信長の命は度々狙われる。
とくに剣村では、義竜の命を受けた
竹中半兵衛率いる一団に追い詰められ、
あわやという時、若菜が身代わりとなり、
さらには義竜が急死し、事態は急変。
この物語では義竜は毒殺されている。

ここに至り、信長はついに美濃攻めを決意する。
そして「天下布武(ふぶ)」を宣言する。
この「天下布武」を信長がいつから掲げ始めたかは、
史実では明らかではない。

信長を主人公にした小説は数多あるが、
新たな境地を開いた作品だと思う。
大いに楽しめる著書である。

早見俊さんの書き下ろし作品
「常世(とこよ)の勇者」を読み終える。
「信長の十一日間」とサブタイトルがついている。

桶狭間の合戦で、二万五千人もの今川義元の大軍を相手に
その一割程度の兵力の織田信長陣営が
見事勝利を獲得し、戦国時代に名乗りを上げた。
その翌年、永禄四年(1561)、
信長は長秀、勝家、藤吉郎など50人余りを引き連れ、京にいた。
下京の四条西洞院、法華宗の巨刹、本能寺に逗留。

父親の道三を亡き者にし、美濃を手中にした
斎藤義竜とは信長は一戦を交える気はなく、
盟約を結ぶ仲介を依頼するために、
御所に参向し、時の将軍、足利義輝に拝謁するところから、
この物語は始まる。

幕府内で力を持つ松永弾正から
仲介の労をとるのに、茶器の名物「平蜘蛛の茶釜」を所望され、
公卿の山科言継(ときつぐ)の助言を受け、
信長一行は堺へ向かう。

桶狭間の合戦で信長は自軍に勝利をもたらせてくれたと
信じている「草薙の剣」が盗難に遭い、
これを求めて熱田神宮の巫女、若菜も堺へ。

「草薙の剣」に霊力が再び戻せるよう、
一行は伊吹山の麓、剣村へ向かう。
この村は薬草の地である。
十兵衛(のちの光秀)もこの辺りから登場し、
信長を助ける。

堺でも、剣村でも弾正の一派や、義竜の一派により、
信長の命は度々狙われる。
とくに剣村では、義竜の命を受けた
竹中半兵衛率いる一団に追い詰められ、
あわやという時、若菜が身代わりとなり、
さらには義竜が急死し、事態は急変。
この物語では義竜は毒殺されている。

ここに至り、信長はついに美濃攻めを決意する。
そして「天下布武(ふぶ)」を宣言する。
この「天下布武」を信長がいつから掲げ始めたかは、
史実では明らかではない。

信長を主人公にした小説は数多あるが、
新たな境地を開いた作品だと思う。
大いに楽しめる著書である。
by toshi-watanabe | 2014-06-03 09:52 | 読書ノート | Comments(0)