折々の記

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K君の逝去を悼む

6月12日夜、病気療養中のK君が
入院先で息を引き取る。
享年、確か68歳。
翌日、知らせのメールが届く。

現役時代、勤務先では同じ部門で働いていた
同僚の一人。
私の入社より3年ほど後に、高卒で入社、
年齢的には8歳ほど下になる。
当時、一日の仕事を終えると、
我々は事務所の近くの雀荘に出かけ、
麻雀に熱中していたが、
未だ麻雀を知らないK君はうしろから見学。
そのうちに仲間に加わるように。

数年後、私自身は海外出向。
長年の海外生活を終え、
18年ぶりに元の古巣へ帰任すると、
業務関連一筋のK君はすっかり大黒柱に成長、
頼もしい存在となっていた。

部門内だけでなく、他部門との交流も十分に果たし、
誰からも好かれているのが見て取れる。
嫌な顔一つせず、頼まれた仕事をこなしていた。

18日夜、世田谷の九品仏浄真寺にてお通夜が営まれる。
浄土宗の寺院である。
この寺には、三仏堂があり、
九体の阿弥陀如来像が安置されている。
4年ほど前に「仏像を学ぶ会」で訪れている。

K君のお宅は檀家になっていたのだろうか。
父親が亡くなってから、兄と二人暮らし、
二人とも独身、数年前に兄上が他界したと聞く。
直接の家族は誰もおらず、親戚の方が
喪主を務められ、さびしい葬儀となるが、
勤務先の上司先輩OBはじめ、多くの現役組が、
弔意のため駆けつけてこられ、
立派な葬儀となる。

僧侶がお経を唱える中、祭壇に頭を垂れ焼香する。
K君の遺影は、ちょっと横向きの笑顔で、
煙草を美味しそうにふかしている写真で、
元気なころの姿を彷彿させる。

K君、安らかに眠られますよう、
心よりご冥福をお祈りします。

            合掌


K君と同期のB君が翌日、告別式に参列。
B君のブログをそのまま掲げたい。

「陽はまた昇る」

お天道様はまた昨日と同じ様に朝に出、夕に沈んだ。
当り前のことだが何が有ろうともまた陽は昇る。

昔、単身赴任する前は毎日電車に揺られ
片道2時間10分を掛け都心へ通勤をしていた。
昨日、今年3回目の電車にモバイルSUICAで乗り、
東京の外れまで行き、同期入社の同僚の
告別式に参列して来た。

まだまだ若いのに至極残念、2年ほど前に
法事で我が家に呼び、元気に飲み食いしたのに
また1年程前には電話で現況
を確かめあったのに非常に残念である。

喪主の挨拶で「本人は悔いのない
人生だったと申しておりました」との事
果たして私はそう言う崇高な言葉が出るだろうか?
帰りは自問自答しながら家の近くに
停留所のある高速バスで帰って来た。

せめて、もう10年は元気に健康で生きたい、
106歳のお袋より先には逝けないだろう。
by toshi-watanabe | 2013-06-22 11:07 | 一般 | Comments(0)