折々の記

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99歳の手芸アーティスト

10日ほど前、NHK番組、「ゆうどきネットワーク」に、
満99歳の三星静子さんが元気な姿で登場。
三星さんは、すでにNHK出版から、
「わたしは99歳のアーティスト」というテキストを出されている。

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「古ぎれコラージュ作家」と自称され、
亡きご主人の着物、あるいはカーテンなど、
身の回りの古い布を使って作品を作成している。
透けるほどに使い込んだタオルも染めて、
枯れ葉の葉脈に使える。
使い古しの布は、何かに見えてくるので捨てられない。

娘さんで、刺繍作家の草乃しずかさんの後押しもあって、
92歳の時に、初めて作品を世に出す。
昨年5月には、満99歳の誕生日を祝い、
日本橋高島屋で個展を開く。

現在八王子で一人暮らし。
脊柱管狭窄症で腰が痛むが、
パレットのように布を広げて、
制作に熱中していると痛みを忘れる。
年をとっても、夢中になれることがあるのは、
宝を持っているようなものと、語られていた。

1月末に東京ドームで開催された「キルト展」では、
草乃しずかさんの特別コーナーがあり、
母上の三星静子さんがパネルで紹介されていた。

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江戸時代の仏師、円空の仏像を表現したいと、
以前から考えておられたそうで、
お二人のコラボれしょんによる作品が出展されていた。
円空仏 - 祈りは時の流れとともに。

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草乃しずかさんは、こう書かれています。

母は99歳、私は68歳、共に人生を布と語ってきました。
そして今は、布に祈りを込めることで、
私たちの心は一つになりました。
千年も変わることなく、四季を彩る山々、
そして湧水から、やがては大河となる時の流れ、
その風景に重なるものは、
その時々の人々の祈りが円空仏となっています。
母娘で語り継いでいこう -- 争うことなく
自然界の命を互いに大切にする
世の中であってほしいと。
Commented by banban0501 at 2013-02-23 21:28
着物の柄がまたステキですね

こういう着物 大切にのこしてほしいです

使い古したタオルが葉脈になるという
発想をうむ 99歳の芸術家さん
老いてこその発想なのかもしれませんが
すばらしいです

ご紹介いただいて よかったです
Commented by semineo at 2013-02-23 23:26
こんばんは

古い布を組み合せて作るアート作品、発想が素晴らしいですね。
歳を重ねても夢中になれる事があるって、凄い、
まして99歳という歳を考えると、凄すぎますね。

私もキルト展で、素晴らしいと思いながら見て来ました。
Commented by toshi-watanabe at 2013-02-24 08:50
banbanさん、
コメント有難うございます。
元気な姿を拝見して、素晴らしい99歳だと感嘆。
話もしっかりされていて、今年も100歳記念の
個展を計画されているようです。
Commented by toshi-watanabe at 2013-02-24 08:54
コメント有難うございます。
キルト展で、草乃さんのコーナーを偶々記憶に
残っていましたら、ご本人がテレビに登場、
インタビューに応えられる顔も表情も輝いていました。
by toshi-watanabe | 2013-02-23 15:12 | 一般 | Comments(4)