社会見学ツァーに出かける
2011年 04月 09日
ご近所の仲間4人で、社会見学ツァーに出かける。
旅行会社主催のツァーで、当初は16日からの1泊旅行に
申し込んでいたが、東日本大震災が発生し、
見学先のトヨタ工場が一時的に生産中止に追い込まれ、
直前にキャンセルとなったが、
今回は見学先を変更しての実施。
新横浜から新幹線に乗車。
三島駅からは運よく富士山が望める。
これは幸先良いスタートである。
各駅停車の「こだま号」なので、各駅に泊まり、
「のぞみ号」に次から次と追い抜かれて行く。
のんびりした汽車の旅ではある。
予定通り豊橋駅に到着。
バスに乗り、一軒店に寄った後、最初の目的地、「八丁味噌の郷」へ。
「カクキュウ」という、八丁味噌を製造している由緒ある会社。
連続テレビ小説「純情きらり」のロケ地となって以来、
訪れる人が多くなり、今では専任のガイドさんも置いている。
当然、ここで造られている八丁味噌などの土産品を
並べた店もある。
徳川家康誕生の地、岡崎城より西へ八丁離れた八丁村で、
味噌を造り始め、八丁味噌と呼ぶようになったといわれる。
蒸した大豆に麹カビをつけて豆麹にし、この豆麹に塩と水を加えて
大きな木桶に仕込む。
天然醸造で丸2年間熟成させる。
90坪もある、広い味噌蔵を見学する。
一つの桶に約6トンの味噌を仕込み、その上に約3トンの石を
山のように積む。
この石積みができるまでに相当の年期がかかるとの話。
午後はトヨタに向かう。
組み立て工場は見学できず、本社ビルのすぐ隣にある、
「トヨタ会館」を見学する。
名古屋市内にある「トヨタ博物館」とは別物で、
新機種の展示とトヨタが開発中の新技術を紹介する
センターの位置づけだと思われる。
「トヨタ・パートナーロボット」が、トランペット演奏を聞かせてくれる。
一人乗りの未来ビークル「i-unit」。
宿は浜名湖畔のホテル。
二日目は、3月14日にオープンしたばかりの
「リニア・鉄道館」を訪問する。
バスに揺られて目的地に向かうが、
名古屋駅から、あおなみ線に乗れば、
24分ほどで、最寄駅の「金城ふ頭駅」に到着する。
春休みでもあり、10時会館を前にたくさんの子供連れが
行列を作って待っている。
小さな子供達や鉄道ファンにはたまらない展示が広がる。
東海道新幹線を中心に、在来線から超電導リニアまで39両の実物車両を展示。
模型やパネルなどを使って、鉄道の仕組みや歴史を体験しながら楽しめる。
シミュレータもトライできるが、数に限りがあり抽選。
かなりのスペースを取って、鉄道ジオラマの部屋が設けられ、
一度に100人ほど収容できるのだが、
入るのに30分は待たされる。
東海道新幹線の走っている東京から大阪までを想定して設計され、
中央部には名古屋気が設けられている。
朝、昼、夜間と時間の流れにしたがって、
目の前で新幹線や在来線が次々と走る。
20分ほどの実演が楽しめる。
うまくできた仕掛けである。
ツァーの最後は、リニモ乗車である。
JRが開発中のリニアモーターカーとは、技術的に異なる。
磁気浮上式リニアモーターカーで、
電磁石に電気を流すと、レールに下からくっつこうとする力が生まれ、
車体が浮き上がる。
電磁石とレールの間はいつも8㎜になるように制御されている。
名古屋市内、藤が丘~八草までの8.0キロを走行している。
最大高低差は134メートル。
静かで振動もほとんど感じず、乗り心地は快適。
パノラマ風景が楽しめる。
無事予定のコースを終え、名古屋駅より帰途に就く。
最近の流行のようですね
こちらでも三田にあるキリンのビール工場など人気です
リニアの試乗ができるというのが
とても いいですね
このツアー よく考えられていますね~
ご近所さんと社会見学でしたか、良いですね~
今度の震災では、ご近所さんとの連携の大切さを感じますね。
リニア・鉄道館は見所や体験が満載で、良いご旅行をなさいました。
↓倉淵、被害がなくて良かったですね。
お花が見頃で、一気に春がきた倉淵の、
雪割草などは自生しているのですか?
ほんとうに綺麗です。
お陰様で仲間とツァーを楽しんできました。
以前、新潟柏崎の「大崎雪割草の里」で購入した
鉢植えを倉渕の裏庭に移植した雪割草が、
何とか生き伸びて、今頃の季節、
あざやかな色合いの花を咲かせてくれます。