榛名神社を訪れる
2010年 11月 13日
いつも使っている、がら空きの駐車場が満杯、
空くのを待つ車が列を作っている。
こんな事は初めてだ。
しばらく待つと、参拝を終えて帰る車が数台あり、
それほど時間もかからず駐車できる。
一番奥の駐車場なので、すぐ神社である。
随神橋を渡ると立派な随神門が正面に。
両側には随神像が安置されている。
明治になる前の時代は、神社と寺院が一緒になっていた名残が見られる。
この隋神門は元来仁王門だったと考えられる。
仁王像が安置されていたのだが、行方知れず。
慶派の仏師が彫った由緒ある仏像だったようだ。
日中とはいえ、山の中腹、
さすがに冷え冷えとする。
大銀杏が黄金色に染まり、紅葉が盛りに。
三重塔も寺院の名残、
神社に塔があるのは、群馬県内ではここだけである。
銀杏の紅葉。
榛名神社は榛名山の中腹850㍍付近に位置し、
神社入り口から約700㍍の上り坂の参道が続く。
参道沿いすぐ下には谷川が流れている。
一帯を巌山と呼び、約15万㎡に及ぶ広大な境内を有す。
行者渓と呼ばれる深い谷の上に切り立つような岩。
谷川の向こう側の岩山には細く長い瓶子滝が見られる。
紅葉。
鉾岩(ローソク岩)。
本殿(拝殿、本社、幣殿)は国の重要文化財に指定されている。
本殿前にある鉄燈籠。
鎌倉時代に制作されたとされており、
県内最古のもので、県の重要文化財に指定されている。
本殿のすぐ裏には本殿を覆いかぶさるような
御安岩があり、ご神体が祀られている。
本殿横の神楽殿が左手に見える。
本殿からの帰りは石段ではなく、谷川沿いを歩く。
撮影会をされているグループを見かける。
谷川の紅葉。
なかなか 迫力があります
神社の中の3重の塔も珍しいですが ちゃんと赤く
塗られているので 違和感なく調和していますね
もう すっかり秋 紅葉の季節で みなさん
ちゃんとしっていて おでかけになっているのですね~
早々とコメントいただき有難うございます。
榛名神社は倉渕から車で30分もかからずに
行ける場所にあるので、これまで何度か出かけています。
鬱蒼とした森の中をゆっくり写真を撮りながら
登って行くと、気分も爽快です。
何度行っても飽きません。
皆さん、情報をしっかり持たれているようです。