山アジサイの鎌倉へ
2010年 06月 03日
昨2日、鎌倉へ出かける。
乗り換えがあるので、鎌倉に着くまでに2時間近くかかる。
鎌倉駅を降り、広い若宮大路を通って鶴岡八幡宮へ向かう。
11時半を過ぎているので、八幡宮手前の
「峰本 本店」に入り、蕎麦で昼食をすます。
腹ごしらえもでき、八幡宮へ。
お宮参りはせず、大銀杏の後だけ見ると、
最初の目的地、鎌倉宮へ向かう。
大塔宮護良親王を祭神としており、大塔宮ともいう。
本殿の裏側は「神苑・山アジサイ散歩道」を銘打って、
山アジサイが植えられている。
山の斜面だが、やっと花がちらほら咲き始めたところ。
途中には土牢の跡も見える。
境内では鉢植えの山アジサイを展示即売。
一鉢買い求める。
少々期待外れの鎌倉宮を後に、瑞泉寺へ向かう。
途中、今は亡き平山郁夫邸の前を通る。
坂道を登り瑞泉寺に到着。
入口の受け付けで、鳩山首相と小沢幹事長の辞任を聞かされる。
瑞泉寺は臨済宗円覚寺派の寺院である。
開山は夢想国師、広い庭園が広がる。
仏殿背後の庭園は国の名勝に指定されている。
色鮮やかな露草と庭石菖(にわぜきしょう)が目に入る。
この庭園の山アジサイもまだこれからである。
鎌倉駅まで歩いて戻る。
江ノ電に乗り、長谷駅で下車。
車の多い通りを歩いて、長谷寺へ。
大仏さんは見ているのだが、長谷観音は初めて。
過日訪れた奈良の長谷観音さんと見比べてみたい。
鎌倉長谷寺は、正式には海光山慈照院長谷寺と号す。
ご本尊は十一面観世音菩薩像である。
当山の伝える縁起によれば、養老5年(721年)、
大和(奈良県)長谷寺の開山、徳道上人の本願に基づき、
楠の巨大な霊木から2体の観音像を彫像。
そのうちの1体が大和長谷寺のご本尊となり、
残りの1体は衆生済度の誓願が込められ、
海中へ奉じられた。
その後、この尊像が相模国の長井浦(横須賀市)に流れ着き、
鎌倉長谷寺のご本尊として祀られている。
像高3丈3寸(9.18m)に及ぶ最大級の木彫仏像だが、
大和長谷寺の観音像の迫力には及ばない。
境内にある「海光庵」では飲み物や軽食を供している。
お汁粉を注文するが、これがインスタントもので、
とても味わえる代物ではない。
窓辺からの眺めは抜群で、
由比ヶ浜を始め鎌倉のパノラマが楽しめる。
オモダカの花と、赤とんぼ。
黄花聖柳梅、下野(しもつけ)、岩煙草、
トリアシショウマ、更紗空木、蛍袋など。
裏山には一面の山アジサイと西洋アジサイ。
だいぶ花も咲き始めていて、見ごろを迎えている。
境内のお地蔵さん。
いろんな紫陽花をみれて うれしい記事となりました
我が家の紫陽花も 今年は遅いです
鎌倉長谷寺の裏山の紫陽花 見事でしたから
いったかいがありましたね
おはようございます。
まだアジサイの花、早すぎるのでは思いつつ、
鎌倉へ出かけました。
長谷寺ではアジサイを堪能できました。
鎌倉にはアジサイで名高い寺がいくつもあります。
そのうちにまた出かけようと思っています。