台湾一周の旅(その2)
2010年 03月 07日
台中で郷土料理の昼食を済ませた後、
歴史の街、台南へ向かう。
バスの移動、約2時間。
台南は17世紀のオランダ植民地時代に、
政庁が置かれ、英雄、鄭成功が台湾を奪還した
1661年以降、台湾の政治、経済、文化の
中心としての役割を担ってきた街。
赤嵌楼を先ず訪れる。
紅毛楼とも呼ばれ、オランダ人が築いた
赤レンガ造りの城壁跡が残されている。
入り口を入ると、鄭成功の像が目に入る。
大王椰子の木や桜のような木も。
次の訪問先は延平郡王祠。
台湾奪還の英雄、鄭成功を祀るるために建てられた。
鄭成功の父親は中国人、母親は日本人、
長崎で生まれ育っている。
鄭成功ゆかりの品が展示されている。
日本から寄贈された神輿も。
台南から、さらに1時間半、高雄へ。
大阪に似ていると言われる台湾南部の港街。
もう夕暮近く、2か所の湖を訪れる。
澄清湖は中国、杭州の西湖を模して造られた人工湖。
湖畔に整備された遊歩道には、
「澄清八景」と呼ばれる中国式の建物が点在。
九曲橋は全長230メートルあり、9か所で曲がっている。
魔物はまっすぐにしか歩けないことから、
魔除けの橋と言われている。
蓮池潭は淡水湖。
畔には龍虎塔や春秋閣がある。
ユーモラスな龍と虎が並び、その上に
七重の塔が立つ龍虎塔。
龍の口から中に入り、虎の口から出てくると、
悪行が帳消しになると言われている。
内部壁面には、仏教説話が描かれている。
海鮮料理の夕食を済ませホテルにチェックイン。
国賓代販店(アンバサダーホテル)へ。
ワンランクアップのホテルを選択したのは
我々以外に3人連れの1グループのみ。
宿泊先が二か所に分かれる。
ホテルのすぐ裏が川べりで、丁度ランタンまつりが開催中。
散策がてら見物に出かける。
大道芸もやっている。
暖かい台湾を楽しんできましたね。
私は、台湾に行ったことがないのですが、
北京の博物館と比較してどうでしょうかね。
食べ物は美味しかったのでは・・・
今度、勉強会のとき、お話聞かせて下さい。
グループの一部の人たちは
オプションで夜店ツアーに出かけたので、
ランタン祭りを見て回ったのは
我々だけでした。
夕涼みに川辺を散策できてよかったです。
せっかくのホテルも寝るだけといった感じ。