キルト展を見学

今月15日より東京ドームにてキルト展が開催中で、
先日見学に訪れる。
この展示会は23日まで開催されている。

正式には、「東京国際キルトフェスティバル
ー布と針と糸の祭典2010」。
東京ドームの球場を所せましとキルトの作品が展示されている。

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会場に入ると、すでに大勢の見学者で満ち溢れている。
ほとんどが中高年のご婦人方である。
コーナーはいくつかに区分されていて、
プロ作家による新作キルトの展示は、
『「風」、「水」、「光」~流れるものは美しい~』というテーマとなっている。
『ステッチに想いを込めて』というテーマで、
米国ペンシルバニア州アレンタウン美術館の名品キルトの展示。
一般公募作品から選ばれた、『日本キルト大賞』をはじめとする、
創作キルト部門、グループキルト部門、和のキルト部門、
トラディショナルキルト部門、ジュニア部門、それにバッグ部門と、
分かれて作品が展示されている。
その他にNHKが主催して「生命の木・ツリー」というテーマで
全国から寄せられた11,052枚にのぼる小型のキルトを
専門家の手で仕分けしデザインし、
ボランティアの方たちがつなぎ合わせて
完成させたキルト94枚の作品も展示。

特別コーナーとして、今回は韓国の人間国宝、
金海子(キム・ヘジャ)さんの「ヌビ」の作品を紹介。
また日本古来の藍を紹介する
「藍の美ジャパン・ブルーの世界」の特別展示もある。

日本キルト大賞。
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兵庫県の宮本由子さんの作品で、「Fly me to the moon」。
題名の如くモダンな作品。
新たなスタートへの象徴として、
月に向かって羽ばたく鳥の姿が素晴らしい。
一番小さく見える上部の3羽目の鳥は
ご主人のアイデアで追加されたとか。

準日本キルト大賞。
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茨城県の稲川節子さんの作品で、「私の宝物」。
時計の形をバランス良く配置したデザインが素晴らしい。

ハンドメイキング賞。
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神奈川県の林尚子さんの作品で、「春の詩(うた)」。
草花好きの母上が卒寿を迎えられたお祝いにと作られた。
穏やかな春の陽光、そよ吹く風を描いている。

フレンドシップ賞。
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埼玉県の関田陽子さんの作品で、「いそがし日和(ひより)」。
記憶の中で一番の思い出を描かれた。
幸せで、楽しく、元気で、忙しい一日。
かって、旧家の婚礼の準備を思い起こさせる風景。
花嫁さんをはじめ、皆が総出で準備に忙しそう。

韓国ヌビの特設コーナー。
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韓国の伝統的なキルト「ヌビ」は、今、人間国宝ともいうべき
金海子(キム・ヘジャ)さんの手にうよって、
新しい息吹きを与えられている。

藍の美ジャパン・ブルーの世界。
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青の風合いが美しい。
キルト作家、黒羽志寿子さんの作品。
藍染め師の実演が見られる。
モデルさんも。

創作キルト部門で一位となった
千葉県の高山千代子さんの作品、「ほおずき」。
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幻想的ですばらしい作品。

その他の作品から。
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グループキルト部門で三位となった、
静岡県のまゆの会の作品、『民話の里「原」』。
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バッグ部門で一位となった、
埼玉県の吉田波知子さんの作品、「Tool box」。
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ご主人の工具箱から発想された。
箱の中は会場では見られないが、工夫が施されている。
ペンチ状の袋には縫い針が収められていたり。
写真で右側に見えるのは三位の「スクウェアーバッグ」。
熊本県の樋口洋子さんの作品。

ジュニア部門の一位。
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埼玉県の真壁遼君の作品、「俺の中のオレ~未来へ~」。
いろいろな時のそして将来の自分の顔をデザインした。

9人のキルト作家がそれぞれ設けたコーナー、
「ようこそ!マイルーム」。
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左側はキャシー中島さんのコーナー。
右側は鷲沢玲子さんのコーナーで、
展示されている三浦百恵さんの作品。

もっぱらカメラマン役。
どれも素晴らしい作品ばかりである。
撮った写真は400枚を超える。
簡単な昼食をはさんで4時間ばかり見て回り、
会場を出るとすっかり疲れを感じる。
Commented by banban0501 at 2010-01-20 16:00
どの作品も素晴らしいです

キルトは好きで 習ったこともあります

でも手縫いにギブアップしてもっぱら
ミシンキルトを作り たくさんのバッグをつくりましたよ

私の作ったものは単純なものばかりですが
この作品群はすごいですね~

最後に百恵ちゃんの作品をみて 彼女の
几帳面な仕事に脱帽です

よいものを見せていただき感謝です
Commented by toshi-watanabe at 2010-01-21 09:42
banbanさん、

早速コメントいただき有難うございます。
どの出品作も素晴らしいキルトです。
すっかり目の保養ができました。
デザインと細かな手作業(一部はミシンを使っている
ケースもあるようですが)、ただただ感心するばかり。
Commented by amtask at 2010-01-22 03:15 x
おはようございます。
どれもこれも素晴らしい作品ですね。
キルトは絵画の一種、絵の具や筆の代わりに、布と針と糸で
表現したものだと思います。
実物をみたら、もっと圧倒されるでしょう。
力作を4時間も鑑賞され、400枚も写真を撮られて、お疲れの
こととお察し致します。
私も実物を見てみたいですが、toshiさまのお写真で堪能しました。有難うございました。
Commented by toshi-watanabe at 2010-01-22 13:47
amtaskさん、

コメント有難うございます。
どの作品もかなり大きなもので傑作ぞろいです。
実物を見ていただければ一番いいのですが。
仰られる通り、布と針と糸で表現した芸術ですね。
大いに堪能してきました。


by toshi-watanabe | 2010-01-20 11:48 | 一般 | Comments(4)